礼拝メッセージ
2004年3月14日

「安息日は何のために」
ルカの福音書14章1-6節

   受難節第三週の今日は、イエス様を迫害して死に追いやった人たちが、イエス様を迫害するようになった原因の一つについて見ていきます。まずこの聖書箇所を理解するためには安息日とは何かを理解する必要があります 。

安息日とは

   安息日は聖書の最初の書、創世記の 2 章 1-3 節からその存在について書かれていて、モーセを通して与えられた 10 戒にもはっきりと書かれているもので、神様が私達に与えている大切な教えです。「こうすれば、あなたはこの地上で幸せを得る」と神様から教えられたものです。

出エジプト記 20 章 8 - 11 節 (10 戒の 4 つ目の教え、安息日について )

  1. 安息日を聖なる日とせよ。主の安息の日。

  2. 六日働いて、七日目はどんな仕事もしてはならない。

  3. 天地創造の七日目から、主は安息日を祝福して聖なるもとした。

  • 安息日は単なるバケーション・デーではなくて、聖なる日です。

  • 安息日の存在する理由として、出エジプト記 31 章 13 節では神様が私達を聖別する主であることを、私達がしるためだと言っています。

  • 申命記 5 章 15 節では安息日にエジプトで奴隷だったが、主の手によって出てきたことを覚えなくてはいけないと書いてありますが、現在のクリスチャンにあてはめるならば、十字架によって罪をあがなわれて、神の子とされたことを覚える日でしょう。

安息日豆知識

  1. 安息日は金曜日の日没から土曜日の日没まで。

  2. イエス様の時代のユダヤ人たちは、安息日に会堂に集まって礼拝していた。

  3. 今も熱心なユダヤ人はこの土曜日の礼拝の日を大切にしている。

  4. クリスチャンは日曜日を安息日として礼拝に集まっている。

私達にとって安息日は何か

   一週間の中で一日を主を覚える日にする。礼拝に集まる。イエス様は互いに愛をもって仕え合うように教えました。聖書は一貫して一人一人が神様と個人的な関係を持つことの大切さと同時に、互いを助け合い、励まし合い、一つのグループとして神様との関係を持つことの大切さを教えています。それはどうしても人は不完全ですから、お互いが必要なのでしょう。教会のメンバーになる大きな意味は、「人に仕えることと、人に仕えられること」です。

   教会によっては、そのようには教会が教会として機能していない、病んだ状態の時もあります。その時はその時で、祈りつつ神様の導きを求めましょう。

ルカ14章1-2節

   パリサイ派というのは、イエス様の時代のユダヤ人たちのなかで勢力があり、社会的にも高い地位の人たちが集まっている熱心な宗教グループでした。パリサイ派の中にはイエス様に反感を持っている人たちが多くいました。

   ある安息日にイエス様がそのパリサイ派の人と一緒に食事をしている時、病人が目の前にいたのですが、その病人をイエス様が他の病人を神様の力によっていやしているように、いやすかどうかに注目されていました。それは、安息日という休まなくてはいけない日に、イエス様がいやすという働きをするかどうかを見たかったのです。パリサイ派の人たちからすると、いやすのは働きであり、安息日に行ってはいけないことだと認識していました。

3-6節

   イエス様はいやしてあげて、安息日にいやしを行うことが悪いことではないことを、息子や牛が井戸に落ちた時には安息日でも助けるのと同じだと説明しました。イエス様からすると、目の前に病に苦しむ人がいて、いやしてあげられるのに、いやさないというのは考えられないことだったでしょう。イエス様は人の痛みの分る方でしたから、人の痛みを見て、放っておくことはありません。

パリサイ派の人たちにあった間違い

   安息日を神様を覚える日、つまり神様の聖なる性質を味わい知ったり、神様の愛を体験したりする喜びの日よりも「こうしなくてはいけない」、「これをしてはいけない」という規定を守る日にしてしまっていました。イエス様からすると、安息日であっても当然人をいやします。なぜならばイエス様のいやしは神様の愛から出てきているものだからです。

私達の中にパリサイ派が持っていたような間違いはないか?

   安息日を覚えて、聖なる日とせよと教えられているが、神様に集中できないことがあります。神様は信仰によって救われると言いましたが、人はすぐ行いを強調してしまいます。神様は「愛」を求めよと教えていますが、人は合理的なもの、手短な利益を求めてしまいます。

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