礼拝メッセージ
2006年1月22日

「失敗はあるけれど」
ヨナ書 3章1-5節

今日はヨナ書という旧約聖書にある一つの預言書から学びます。この預言書は短い物語になっていて10分もあれば読めるものです。簡単にこの物語のあらすじを書きますが、ぜひ今日中にそれぞれ10分時間をとってこの物語を読んでください。

  1. ヨナという紀元前8世紀に活躍した預言者(神様から直接言葉を聞いて、誰かに伝えに行く人)がいました。彼はある時、天地創造の神様をまったく信じない、外国のニネベという町に行って、その町の人たちが悪い行いを悔い改めなければ40日後に町は滅びると預言しに行きなさいと神様から言われました。ヨナはこの外国の地に行くのをいやがりました。一つの理由はヨナはこの外国の町が滅びればいいと思っていたからでしょう。
  2. ヨナは神様の言葉に従わないために、わざとニネベとは逆の方向に行くために船に乗りました。その船が嵐で沈みそうになった時に、自分のせいで神様が嵐を起こしていると悟ったヨナは「自分を海に放り込めば皆が助かるから」そうしてくれと船に乗っていた他の人たちに言いました。そしてヨナが本当に海に放り込まれると、嵐がやみました。
  3. ヨナは海の中で巨大魚に飲み込まれて、三日三晩魚のお腹の中で祈りました。神様の言葉に従う決意ができた時、神様の命令のもと巨大魚はヨナを陸に吐き出しました。そしてヨナはニネベに行って神様の言葉を伝えると、ニネベの人はこぞって悔い改め、その結果町は滅ぼされませんでした。
  4. ニネベが滅ばされなかったことに、ヨナは腹を立てました。悪い町は滅びればいいとヨナは思っていたのです。でも神様はたとえ悪い町でも、ご自分が創造した人たちであって絶対大切に想っているので、滅ぼしたくはないのだと説明しました。

何を学ぶか

  1. 神様は一見多くの人をすでに見捨てていて、多くの人が滅びればいいと思っているように見えるが実はそうではなくて、そのような人たちにも神様の言葉を伝えたいと願っている。今の時代で言うならば世界宣教の必要性を教えてくれている。
  2. 誰でも、宣教に携わる者はヨナのように葛藤があったり、困難があったりする。ヨナが船で私を海に放ってくれと言ったように、私達も神様に全てをゆだねることが良い。結果は神様にゆだねて、私達は神様の言葉を伝えていくことが大切。これは牧師、宣教師と言ったいわゆる「働き人」だけの問題ではなくて、神様のことを伝えたいと願う全ての人が多かれ少なかれ学んでいくこと。
  3. この物語もキリストを暗示している部分がある。三日三晩魚の中にいて、それから宣教したことが、三日目に墓からよみがえり神様の国を示したことにつながっている。
  4. 神様は私達が失敗することがあっても、悔い改める機会を与えてくれる。ヨナは預言者として大きな失敗をしたけれど、悔い改める機会が与えられました。ニネベの町の人も悔い改める機会が与えられました。神様は私達が正しいから大切にしてくれるわけではなく、もうすでに私達を愛しているから大切にしてくれることが分る。

New York Japanese Church
ニューヨーク日本語教会
P.O.Box 641, Hartsdale, NY 10530
電話: 914-902-0300 (代表会員)
メール

© 1997-2026 New York Japanese Church. All rights reserved.a


JCFN New York

Site hosted by ShowGain.TV